ケヤキの板に墨で書いた公会堂の看板、長年の風雨にさらされて文字が薄くなってるので彫って変色しても読めるように彫って欲しいと依頼を受けました。文字が薄くて見えなくなっている場所は、文字を想像して彫り込みました。輪郭を彫ったてから、表面の鉋掛けをしたのですが、狂いが出てるので、それなりに削ったら、中からキレイな地が出てきて、新しい木のようになりました。さらにかまぼこ彫りにして、丸く彫り込んでから、文字を黒く塗って全体に外部用のクリアウレタンを塗塗りました。
この仕事は、新潟市の設計士、土の子社さんから依頼を受けたのですが、設置場所は地元分水、子供を駅に送るために毎日近くを通ってました。まさか遠くの設計士さんから、地元の仕事を受けるなんて(^^)