広葉樹の葉を彫ってみましょう。
夏椿の葉がありましたのでそれを彫ってみます。
最初に、スケッチをします。
このスケッチを書きながら、どこを高くどこを低く彫るか
考えながら書きます。
普通のスケッチとはちょっと違います。
書いた物を、カーボン紙を使い板に写します。
板に絵を写したものです。
アウトラインに切れ込みを入れます。
私は、剣刃が好きなのでほとんどの作業を剣刃で彫ります。
普通の方は、印刀を使ってます。
平刀を使い、高く残すところ、深く彫り込む
所を考えながら、彫っていきます。
道具は小道具の12ミリです。
私は、他の作業も考えて小道具でそろえています。
この作業は彫刻刀がより使いやすいです。
周りを引き下げた状態です。
カーボン紙で写したところが
削れて消えたので、書き足してます。
真ん中の筋を彫ってます。
多少真ん中を引っ込めるために深めに彫ってます。
このようになります。
この筋の周りを葉が筋から盛りあがって
来るように、削ります。
片側を削ったところです。
写真ではわかりにくいですが両側を削りました。
また線が消えたので書きました。
この線に、三角刀で筋を彫ります。
押す力と引く力を同時に入れながら
削っていきます。そうする事により
急にはずれて、脱線する事を防げます。
わかりやすいように、平面的に彫ったため
あまりおもしろくなりませんでした。
次回は、動きのある彫り方をします。