パターンを彫ってみましょう
適当な材料を見つけて、練習してみましょう。
ホームセンターなどで売っているシナベニヤが彫りやすいです。
《ライン パート1》
二本の平行線を引きます。
垂直に切り込みを入れます。
なれない時は、線より少し内側に切り込みを入れてください。
このように持って左手の親指の腹で
押して移動しています。
反対側から斜めに切り込みを入れます。
この時は必ず線の内側に彫ってください。
狭い幅・浅い角度の時は直接線を彫っても良いです。
垂直と斜めの切り込みが入ったので、
このようになりました。
次に縦をさらに入れ直します。
この時かなりの力を入れて作業してください。
くれぐれも怪我をしないように
終わりの方は力を抜いて、
突然刃先が材料からはずれないようにしてください。
今度は斜めの切り込みを線にあわせて切り込んでください。
斜めの角度を一定に保つことがきれいに見えるコツです。
切り込みが入るとこのようになります。
少し中心部に残ってる物があるので、
軽くたてと斜めの切り込みを入れて、ゴミをとってください。
うまくいくとこのようになります。
《ライン パート2》
二本の線を書いてください。
今度は両方斜めに切り込みを入れます。
両方線の内側を彫ります。
真ん中の余分な部分が無くなると彫りやすいです。
左側を線にあわせて、仕上げました。
右側も切り込みを入れてたところです。
中心部にゴミがあるので、
力を抜いて切り込みを入れ取ります。
このようになります。
なかなか直に彫るのは難しいです。
細い物が楽なので
細い物から始めてください。
《応用》
応用でこんな事が出来ます。
一定の幅の線を引く時、コンパスが便利です。
鉛筆の芯などが付いていない
両方とがっている物を使っています。
この印にあわせて直角スコヤなど
で線を引くと垂直の線が楽にひけます。
パターンは自由に考えてください。
このように書いてみました。
作業を進めてる途中で
三角部分が大きいので小さくしました。
作業の途中でしたが
周りを彫ったところで、
三角の部分をもう少し小さくしました。
今回の彫り方の応用で
こんな彫り方が出来ます。
色々チャレンジして彫ってください。
《今回使用した道具》
印刀をを使いました。
ラインだけでしたら右一本で彫れます。ラインの太さにもよりますが
6ミリから9ミリくらいの物が使いやすいと思います。
最後のパターンは逆目の関係上、左右両方あった方がきれいに彫れます。